治具製品をお考えの方へ

不良品の流出を減らすため、
治具の「精度」と「素材選び」にこだわりを

治具といっても種類は様々です。
検査に使用する「検査治具」、部品を溶接する「溶接治具」、部品の組み立てに使用する「組み立て治具」、旋盤などに取り付けて加工に用いる「旋盤治具」や「研削治具」など、数多くの治具があります。
製品のバラつきを最小限に抑え、効率よく大量生産することを可能にしますが、治具の精度次第では不良品の流出につながります。

ミヤザキでは環境に合う高品質な製品をお届けするため、素材アドバイザーや検査体制が整っています。
ご不安な点などありましたら、お気軽にお問い合わせください。

品質へのこだわり

品質検査工程

ミヤザキでは品質管理を徹底するために、品質保証課を設けて厳しいチェックをしています。
その厳しいチェックに合格した製品だけを出荷しています。

  • STEP1 製作~工程内検査
  • STEP2 検査依頼
  • STEP3 外観検査(目視検査)

  • STEP4 寸法検査
  • STEP5 精密検査 ※必要に応じて実施
  • STEP6 記録

素材選びのポイント(治具の製作時)

品質の良い製品を作るためには、数ある素材の中から、適切な素材を選ぶ必要があります。素材にはそれぞれ特性があり、それらを理解していなければなりません。
ミヤザキでは樹脂を熟知した素材アドバイザーがていねいに対応させていただきますので、お気軽にお問い合わせください。

必要な特性

治具の場合、特殊な環境下で部品を使用する場合も多いと思いますので、使用環境や使用用途を教えてください。

  • 耐薬品性
  • 耐摩耗性
  • 摺動性
  • 耐熱性  など

薬液使用の有無

薬液の種類によっても使用できる樹脂が変わってきます。どのような薬液を使用されるのかを教えてください。

  • 薬品の種類  など

必要な精度、公差の有無

治具の場合、特に必要になるのは精度ではないでしょうか?複雑な形状の部品を製造するためには素材選びが重要なポイントとなります。

もちろん使用用途によっては高い精度が必要ないものもあるかと思いますので、あえて精度が必要ない所は寸法公差を無くすことでコストダウンのご提案をいたします。

治具製作時によく使用する素材

使用する用途や環境によって異なりますが、以下のような素材をよく使用します。

  • ポリアセタール樹脂(POM)
  • ポリアミド樹脂(MCナイロン)
  • テフロン樹脂(PTFE)
  • ABS樹脂(ABS)
  • 紙ベーク
  • 布ベーク
  • 塩化ビニル樹脂(PVC)
  • ユニレート(UNILATE)
  • ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)
  • ポリフェニレンサルファイド(PPS)
  • ダイフロン

ミヤザキの素材アドバイザー

悩んだときは素材アドバイザーにご相談ください

治具を製作する上で重要なのは、使用される温度や精度ではないでしょうか?反り、歪みなどが発生しやすい高温などの環境下では、材質選定を間違うと製作した治具が変形(反り)しやすいため、お困りの方もいらっしゃると思います。

製作方法や形状、材質選びでコストを抑えることもできますので、迷われたらミヤザキの素材アドバイザーにお問い合わせください。
詳しく使用環境をお伺いし、ご要望に応じたご提案をさせていただきます。

素材アドバイザーを見る

治具の納品実績

実際の製品をご紹介することはできませんが、以下の通り医療関係の納品実績が多数ございます。

  • 検査用固定治具(プロープ用検査パレットなど)
  • 生産工程で使用される治具(化粧品、カメラなど)
  • 半導体後の工程で使用される治具
  • 反り矯正治具
  • リードフレームチェック治具
  • 航空機エンジン用の加工治具
  • 製品クランプ用治具
  • 食品カッター受け治具
    など多数。