皆さんこんにちは。 ゴールデンウィークは有意義に過ごされたでしょうか? 連休明けで大変かと思いますが、頑張ってお仕事しましょう! さて、今回は「湿気による素材の膨張」についてお話ししたいと思います。 樹脂(プラスチック)は、水分を吸湿しやすい素材とされています。 種類によって吸水率も変わってしまいます。 吸水率は、テフロンやポリエチレンでは0.1%以下となっていますが、ナイロンやウレタン樹脂の場合、1%以上になります。 何が言いたいかと言うと、この吸湿(吸水)によって硬い樹脂(プラスチック)のサイズが、日によって変化してしまう恐れがあるのです。 湿度の高いところで保管すると、吸湿により膨張しま…
テフロン材にはどのような性質があるかご存知ですか?
こんにちは。先日はバレンタインデーでしたね。 どうもこの時期になるとそわそわしてしまいます。 今年は手作りのチョコとガトーショコラをいただきました。 どちらも心のこもった味でした。 さて、今回は材質の話です。 弊社は、樹脂加工会社でありますので、加工する素材の種類が多数存在します。 その中で、テフロン材(PTFE、ポリテトラフルオロエチレン) という素材を使用しています。 この素材にはどのような性質があるかご存知でしょうか。 簡単に説明すると温度差で大きさが変わる性質があるのです。 温度が上がると伸び、下がると縮むこの特有の性質のため、非常に加工が難しい素材になります。 製造室で規定の大きさに…
ボール盤を入れ替えました。
今回の新台入替は本社工場にボール盤を一台導入しました。 10年以上使用していた先代のボール盤はモーターがダメになってしまい 制御不能に・・・・(T_T)・・・新しいボール盤はとてもきれいで見ているだけでうっとりですね。(^0_0^) ちなみに横穴ボール盤も持っていますが、こちらはNC制御がついていてお高い製品となっております。 弊社にはまだまだ多くのマシーンが稼働しています。 これからも随時設備投資に力を入れていきたいと思っています。 上の写真が横穴ボール盤ですが、とても扱いやすいのがいいですね。…
新入社員奮闘日記③~新人によくある失敗~
皆様こんにちわ。 本日は新入社員の奮闘記第3弾です。 近頃少しずつ仕事の幅が広がり仕事も依頼されるようになってきたH君 最近では常に真剣な顔で笑顔があまり見られなくなりましたが、 それがまた真剣勝負って感じが大変良いと思います。 そんな中、つい先ほど品証で検査中に不良を発見!! 製作者は・・・H君これは・・・新人によくある不具合でした。 すぐに再製作をして対応するあたりはミヤザキレスポンスが根付いている のでさらにGood!! こんな不具合 …
マシニングのドリルの回転速度や送りの速さを変えることで製品の精度が変わる。
本日は加工条件の違いでこんなにも製品の仕上がりが 違うものかというものをお見せしましょう。 簡単にいえばマシニングはドリルの回転速度や送りの速さを変えることで 製品の精度は全く変わってきます。 もちろん技術者の経験は大きな要素です。 今回は簡単なアクリルのサンプルの違いをお見せします。 Before After 写真中央の円柱が白くなっていたのが加工条件を変えるだけでこんなにもきれいになるんだね(^0_0^) 弊社では手加工の技術で磨きという加工方法もあるので、さらに透明度を高めていくこともできる…
新入社員奮闘日記②
関東地方も梅雨入りしてジメジメムシムシの日が続いていますが、 皆様いかがお過ごしでしょうか。 今日は新人のY君の話をしたいと思います。 今日もY君はボンバーヘッドで頑張っています。 本日はルーターを使っての作業を行っているようです。 手加工の仕事は頭を使い、また感覚が大事になりますので 野球で培った精神力でマスターしてほしいですね。( ^)o(^ ) 弊社には手加工以外にも多くのマシンを設備していて 機械加工も得意としていますので、是非よろしくお願いします。
新入社員奮闘日記①
今年の春、本社には二人の新入社員が入社しました。 入社してから3か月少しずつ仕事の幅も増え、一生懸命頑張っています。 そこで新入社員のH君、Y君の奮闘記を日報からご紹介しますね。 ニックネームはスター(☆)のH君( ^)o(^ ) 「数物の製品を製作中ですが、機械を動かしている間に次の工程の準備をしたり、 バリ取りを行ったり、頭を使いながら手を動かしながら作業しているので、 中々ハードな毎日です。しかし、とてもやりがいを感じています。 作業の効率化を常に意識しながらスピードだけでなく製品の精度もし…
アクリルの磨き加工
今日は樹脂加工の磨きについてお話ししたいと思います。(*‘∀‘) 下の材質はアクリルなのですが、これを磨いていくと・・・・ ピカーン!ピカーン!30tのアクリルも向こうが見えるくらい透明度が増しているのがわかりますね。 ここまで透明度を出すのに経験と技術が必要になります。 アクリルを磨くことの大変さはいろいろありますが、お客様に製品を届けてからがある意味 大事になるかもしれませんね。使っている内にクラック(ヒビ)が入ったり、傷が目立つようになってきたなど 使用目的は多岐にわたるので、弊社も一生懸命対応させていただいています。…